「eFACE」学習の概要


 eFACEという名前

e (e-learning) FACE (Foundations of Academic Communication in English)

 概要

この教材は、みなさんの英語の学習量を確保するために課しています。具体的には、週平均2時間ほどの学習を想定しています。

英語圏の大学での講義の理解やプレゼンテーションに必要なアカデミックイングリッシュの基本を学ぶための教材です。

教材を通して、英語の論理的な文章を理解できるようにし、プレゼンテーションに必要な議論の論理的展開方法と英語表現を学びます。

全部で12課から成り立っています。テーマは、文系理系双方より大学生の知的関心に合うように選ばれています。各課は大きく分けて、リーディングとプレゼンテーションの二つのセクションに分かれていますが、二つのセクションは相互に関連のあるテーマでまとまっています。

リーディングでは、論理的な文章の内容理解と、文章の構成の把握、そして重要な英語表現を学びます。そして、プレゼンテーションでも内容の理解と重要な英語表現を学びます。プレゼンテーションには、質疑応答も含まれています。

さらに、本教材に特徴的な学習活動として「Shadowing」があります。「Shadowing」は、文ごとに区切ってお手本を聞いた後でまねをして言うのではなく、お手本を耳で聞くと同時に自分も、同じ速さ・同じイントネーション・同じアクセントで、発話するという訓練方法です。プレゼンテーションを実際に行えるようになるためには、よいプレゼンテーションをまねして自分自身で何度も繰り返して練習をする必要があります。本教材では、「Shadowing」という方法を使って、この繰り返し練習をします。

従来の「Shadowing」の訓練方法は音声のみを聞いて行うものでしたが、本教材では、英語字幕付き動画・字幕なし動画を使って練習できるようになっています。繰り返しプレゼンテーションの「Shadowing」をすることによって、プレゼンテーションでよく使われる英語表現を、耳から自然に覚えられるようになっています。耳から覚えた表現は、口から自然と出るようになります。

個人ではなかなか練習しづらかったプレゼンテーションの学習が本教材によって少しでも効率的に学習できることを願っています。Enjoy!


 教材の構成

Reading

学習課題内容
Key Words キーワードとなる単語の意味を確認します。
Useful Expressions重要表現を確認します。
Reading英語エッセイを読み、そのあとでサマリーを確認します。
Focus英語エッセイの内容に関する問題が英語で8問出題されます。
Expressions Review 重要表現を復習します。

Presentation

学習課題内容
Key Words キーワードとなる単語の意味を確認します。
Useful Expressions重要表現を確認します。
Watching プレゼンテーション動画を視聴し、概要に関する問題が出題されます。
Focusプレゼンテーション動画を視聴し、詳細な内容に関する問題が出題されます。
Q & Aプレゼンテーション後の質疑応答の練習問題を行います。
Expressions Review 重要表現を復習します。
Shadowing with Captions プレゼンテーションのスピーチをシャドーイングします。プレゼンテーションの動画が英語字幕付きで表示されます。
Shadowing without Captions プレゼンテーションのスピーチをシャドーイングします。プレゼンテーションの動画が字幕なしで表示されます。

 Unit

赤版

Unitタイトル
Unit 1Writing Essays
Unit 2Sports and Body Size
Unit 3Pets and Disease
Unit 4Color Vision
Unit 5Using Corpora
Unit 6Voice Pitch Adjustment
Unit 7Justice System
Unit 8Instinct and Evolution
Unit 9Pluto and Percival Lowell
Unit 10Perception of the Natural World
Unit 11Lifestyle Diseases
Unit 12Philosophical Thinking